## ザビエルの聖フランシスコ・ザビエル書簡集の企画書
目的
未開の地における布教活動の重要性を広く世に知らしめ、キリスト教信仰の更なる普及と、布教活動への支援を促す。
背景
16世紀初頭、ポルトガル国王ジョアン3世の命を受け、東洋伝道に向かった聖フランシスコ・ザビエルは、インドのゴアを拠点に、マラッカ、日本など、それまでキリスト教が伝来したことのない地で精力的に布教活動を行いました。
ザビエルは、その活動の中で、イエズス会総長や、ポルトガル国王、友人などに宛てて、多くの書簡をしたためました。それらの書簡には、布教活動の現状や成果、現地の文化や風習、そしてザビエル自身の信仰の深まりなどが克明に記されています。
内容
本書は、聖フランシスコ・ザビエルが、東洋伝道中に記した書簡を編纂し、広く一般に公開するものです。
* **対象読者**: キリスト教信者、布教活動に関心のある者、歴史研究者など
* **構成**: 時系列に沿って書簡を収録。各書簡には、内容理解を助けるための注釈を付す。
* **出版形式**: 印刷書籍
意義
* ザビエルの書簡は、16世紀当時のアジアの社会や文化を知る上で貴重な資料であり、本書の出版は歴史学、宗教学、文化人類学などの発展に大きく貢献するところが期待されます。
* ザビエルの信仰の深さと、布教活動に対する情熱は、現代社会においても多くの示唆を与え、読者に深い感動と共感を呼び起こすことが期待されます。
資料
ザビエルが記した書簡は、イエズス会ローマ本部などに保管されている。