Skip to content Skip to footer

カエサルのガリア戦記の構成

カエサルのガリア戦記の構成

第1巻

ガリア全体の地理、民族、文化に関する概説から始まり、ヘルウェティイ族の移動とカエサルによる彼らの撃破、次いでアリオウィストゥス率いるゲルマン人の侵攻と、カエサルによるその撃退が描かれます。

第2巻

ベルガエ人の反乱と、カエサルによる彼らの鎮圧が描かれます。特に、ネルウィイ族との戦いは激戦として詳細に描写されています。

第3巻

ガリア北西部におけるウェネティ族など、沿岸部族の反乱と、カエサルの艦隊による彼らの鎮圧が描かれます。また、カエサル不在中にガリア北東部で起こった反乱についても触れられています。

第4巻

ゲルマン人の一部族であるウシペテス族とテンクテリ族のガリア侵入と、カエサルとの戦闘が描かれます。また、カエサルが初めてライン川を渡ってゲルマンに侵入した様子も記されています。

第5巻

カエサルによる二度目のブリテン島遠征と、ブリトン人との戦いが描かれます。また、ガリアに戻ったカエサルが、各地で起こる反乱の鎮圧に奔走する様子も描かれています。

第6巻

ガリア全体の情勢と、ゲルマン民族の風習や文化に関する記述が中心となります。また、ゲルマニアに住むさまざまな部族についての詳細な報告も含まれています。

第7巻

ウェルキンゲトリクスに率いられたガリア人による大規模な反乱と、それを鎮圧するためにカエサルが行った数々の戦いが描かれます。アヴァリクムの戦い、ゲルゴウィアの戦い、そして最終決戦であるアレシアの戦いなどが詳細に描写されています。

第8巻

カエサルは著者ではなく、彼の側近であったアウルス・ヒルティウスが記しています。アレシアの戦いの後、ガリア各地で散発的に起こる反乱を鎮圧し、最終的にガリア全土をローマの支配下に置いたことが描かれています。

Amazonで購入する

Leave a comment

0.0/5