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ソーロキンの社会学理論の翻訳

## ソーロキンの社会学理論の翻訳

ソーロキンの主著『社会・文化・文明の力学』の翻訳について解説してください。

ピティリム・ソローキン(ピティリム・アレクサンドロヴィチ・ソローキン、1889-1968)の主著『社会・文化・文明の力学』(Social and Cultural Dynamics)は、1937年から1941年にかけて4巻組で刊行されました。原著は英語で書かれています。

日本語訳は、1974年から1975年にかけて刊行されました。これは、第1巻『社会・文化の変動の諸類型』と、第2巻と第3巻を統合した『文化の社会学―芸術・真理・道徳・法則の変動』の2巻構成となっています。原著第4巻『歴史における危機の諸期:この危機の診断』は翻訳されていません。

翻訳の底本は、1957年に刊行された縮約版『社会・文化の力学』(Social and Cultural Dynamics: A Study of Change in Major Systems of Art, Truth, Ethics, Law and Social Relationships)です。この縮約版は、ソローキン自身によって要約され、大幅に加筆修正が加えられています。

そのため、日本語訳は、原著4巻組の内容を完全には網羅しておらず、ソローキンの晩年の思想をより色濃く反映したものとなっています。

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