ランブレヒトのドイツ史の構成
構成
ランブレヒトの『ドイツ史』は、全10巻からなる大著であり、それぞれが独立したテーマを扱いつつも、相互に関連し合いながら、ドイツ史の全体像を描き出しています。
各巻の内容
* **第1巻:ローマ時代からフランク王国まで**
ゲルマン民族の大移動からフランク王国成立までを扱います。
* **第2巻:カロリング朝時代**
カール大帝の治世からカロリング朝末期までを扱います。
* **第3巻:ザクセン朝とザーリアー朝時代**
ドイツ王国成立からザーリアー朝末期までを扱います。
* **第4巻:ホーエンシュタウフェン朝時代(上)**
ホーエンシュタウフェン朝の成立からフリードリヒ1世(バルバロッサ)の治世までを扱います。
* **第5巻:ホーエンシュタウフェン朝時代(下)**
ハインリヒ6世の治世からホーエンシュタウフェン朝末期までを扱います。
* **第6巻:都市と騎士の時代**
13世紀から15世紀にかけての都市の発展と騎士文化について扱います。
* **第7巻:宗教改革**
16世紀の宗教改革とその影響について扱います。
* **第8巻:三十年戦争**
17世紀の三十年戦争とその影響について扱います。
* **第9巻:プロイセンの興隆**
18世紀のフリードリヒ大王の治世とプロイセンの興隆について扱います。
* **第10巻:ドイツ帝国の成立と崩壊**
19世紀のドイツ統一から第一次世界大戦終結までを扱います。